中国はとにかく広い!
中国は広大ですので、中国の食べものについて論ずる場合には、統一性のある面と、多様性のある面とを忘れずに考慮して、その論を展開しなければならないように思われます。
・・・といっても、ここで中国の食べものを総合的に考察することは不可能です。
ここでは、「食は広州にあり」といわれている広州を中心に、広東の料理について述べることにします。
しかし、そういうふうに限定すると、「中国菜南北」という表題に偽りがある。
・・・と指摘されるかもしれないのですが・・・
広東の食べものに限定はしても、特殊な角度からではありますが、「中国菜南北」について論じることが可能だと思っています。
四川料理はトウガラシ味でピリピリするとか、広東料理はあっさりしているとか・・・
あまりにも物事を典型化してしかとらえられない人びとにとっては、これから述べる広東料理の内容の複雑さなどは、とうてい想像できないことかもしれないのですが、まずは忍耐していただきたいと思います。
海外旅行で人気の高い中国。
やっぱり中国は広いですね。