中華料理を食べに行こう!
ウェリントン公爵は果たして、シェフが嘆くほどの味覚オンチであったのか・・・
それともフランス料理にうつつを抜かすイギリス貴族社会の風潮に、意地を張って抵抗していたのか・・・
さぞかしウェリントン公爵の心のなかは、複雑であったにちがいません。
それにしてもビクトリア女王をはじめ、貴族の催す正式の晩餐会のメニューといえば、フランス料理と決まっていたのです。
いまでも、たとえばロンドンのコンノート・ホテルでは、19世紀末そのままのフランス料理が、こまかなサービスとともに味わえます。
海外旅行でここを訪れるのなら、ぜひ一度足を運んでみてください。
さて、では次に中国について書いていきたいと思います。
しばしば冗談に、二足のもので食べないのは両親だけ、四足のもので食べないのは机と椅子だけ、飛んでいるもので食べないのは飛行機だけ・・・
・・・といわれる広東の料理には、広大な中国の味の、ほとんどが集約されています。
食べものに関して書くのだけれども、まず漫才の話からはじめさせていただきます。
中国の漫才は、「相声」とよばれています。
「包祇」はフロシキのことでありますが、漫才用語では、隠されている笑いのネタのことをいいます。
・・・それは、ひとつの漫才において、いくつか設定されており、最後にあたかもフロシキ包みを解いて中味をみせるかのように、パッと暴露して人びとを笑わせるからです。